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地下格闘リョナ企画-エキシビジョンマッチ

本当にお久しぶりです・・・いつものことながら、遅筆極まりなく来ていただいている皆さん、見捨てずにいてくれてありがとうございます。

うちの看板娘の雫とミリアムですが、地下格闘リョナ企画にタッグチームで参戦しております。この度主催の美岳さんに許可をいただき、こちらにも転載します。
雫とミリアムが対戦する、エロあり苦痛ありの対戦、お楽しみ下さい。

  月嶋 雫      ミリアム・シンクレア
shizuku-2nd.jpg    miriam.jpg

EXマッチ ランページ・ヴィーナス vs ギガントヴィエーディマ


 C・Aで行われている夢のタッグ編で上位と下位トーナメントに分かれてしまったギガントヴィエーディマとランページ・ヴィーナス。本選で対戦する可能性がほぼなくなってしまったことを惜しむ声は多く、急遽ながらエキシビジョンマッチが組まれることとなった。白と青の和風レオタード姿の雫とストラップレスの緋色のコスチューム姿のミリアムは自分たちのコーナーで入念に体をほぐしているが、対戦相手のピアーチとチェーニは悠々とコーナーで雫とミリアムが身体を動かすたびに揺れるバストやヒップを視姦することに余念がない。


「かーわいい!あんなスレてない子たちを壊せるなんて凄いラッキー!」

「独り占めしちゃだめだよー!ボクだってすっごく楽しみにしてたんだからねー!」


 ギガントヴィエーディマの二人にとって、この対戦は試合でも何でもなく用意された極上の生贄を蹂躙すること。このタッグトーナメントでも根性やしぶとさは群を抜いているランページ・ヴィーナスの二人だったが、所詮はそこまで。むしろ窮地に立たされて必死に抵抗を続け、そして抵抗空しくマットに沈む展開を観客の誰もが待ち望んでいる。


「ひどい歓声ね・・・誰も私たちのことを獲物としか思ってないわ・・・」

「考え方を変えればいいのよ!Giant KilLing!!私たちにとって一番いいシチュエーションよ!」


 体をほぐし終え、対角コーナーへと視線を向ける二人がまず見るのは身長2m22cmという、これまで二人が見たこともない身長のピアーチ。それも、身長に見合った身体の厚みもあり、動きも巨体からは想像もできないほど素早い。軽量級ほどではないが、普通に動けるスーパーヘビー級の選手など反則もいいところだろう。そして、ピアーチの印象が強すぎるために第一印象がかすんでしまうがもう一人のチェーニも空を飛べるという普通の人間にはないアドバンテージがある。
 表情を厳しくする雫が前に出て、あまり気負い過ぎないようにと肩を軽く叩いたミリアムがコーナーに立った。対角コーナーではピアーチが前に出て、チェーニがコーナーの上に座っている。


「もう準備運動はいいんだよね!もう壊しちゃっていい!!?いいよね!?」

プロレスラーの耐久力を甘く見ないことね・・・壊せるものなら壊してみなさい!!」


 リング中央でお互いを睨みつけ合う雫とピアーチ。その身長差は60cmと、大人と子供ほども差がある。それでも雫は気押されずに気丈に睨み上げていくが、ピアーチから見ればその気丈さは小動物の可愛らしい強がりにしか見えていない。


 カーーーーン!!!!


 試合開始のゴングが打ち鳴らされ、早速雫を捕えようと足を前に出そうとするピアーチ。だが、それよりも早く、雫がその場でジャンプし、その場飛びドロップキックでピアーチを蹴りつけようとしていく。


「挨拶代りよ!受けてみなさいっ!!」


 普通の相手なら胸元に打ち込まれるドロップキックだったが、ピアーチの身長ではかろうじてボディに届く程度の高度になってしまう。それでも一番避けづらい場所への攻撃ならピアーチも怯むのでは、と踏んだ雫。その期待は次の瞬間にあっさりと粉砕されてしまう。


「自分から壊されに来てくれるなんてばっかじゃないのー!」


 突き伸ばした雫の両足首がピアーチの右手に鷲掴みにされ、そのまま宙づりにされてしまう。予想もしなかった返し方に一瞬どうするか迷う雫だったが、次の行動を考える間もなくピアーチの右腕が振り上げられ、雫の身体が空中高くへ放り投げられてしまった。


「え・・・!?え、ええぇっ!?」


 これまで雫が闘ってきた相手に受けきられたことも、避けられたこともあるが、こんな現実離れをした返され方をされたことはない。混乱が続く雫の身体が空中で一回転し、頭部が上に、足が下に来たところでピアーチの伸ばされた右手が雫の足首を再びつかむ。


「そぉーれっ!!壊れちゃえーっ!!」

 ぐしゃあぁぁぁっ!!

「ぎゅええええぇぇぇぇぇ・・・・・・!!」


 まるで野球の練習でピッチャーがタオルを振るように雫の身体が振り回され、マットへと背中から叩きつけられる光景に観客席から歓声が、そしてミリアムの口から悲鳴のような声援が飛ぶ。


『もう終わっちゃったかー!?』
『下位トーナメント出場は伊達じゃないってか!』

「シズクーーーッ!!立って!戻って来てーっ!!」


 コーナーで可能な限り上半身を乗り出し、雫へと向けて声を張り上げるミリアムのバストに観客の視線が集中するなか、呻きながら立ち上がっていこうとする雫。ミリアムはタッチ交代を叫ぶが、雫は強引に立ち上がりながらピアーチへとタックルを仕掛け、マットに引きずり倒そうとしていく。


「負けられない・・・!私たちは勝って戻るんだ・・・!!」


 必死に想いを込めて身体を振り立たせ、ピアーチの足へ組みつく雫だったが、ピアーチの足はまるでマットに根を張ったように動かない。それどころか悠々と右手が雫のコスチュームの腰へとのび、帯をつかんでひょい、と雫を持ち上げてしまった。


「放せ!放しなさい!!」


 バタバタと手足をもがかせてピアーチの手から離れようとする雫を、ピアーチはまるで玩具を持ち上げるように高々と上げていく。


「えーっと、どうしようかな?投げてもいいし~・・・うーん迷うー!」


 腰の部分をつかまれて持ち上げられている雫のヒップにコスチュームが食い込み、雫の背後の観客から大きな歓声が上がる中、ここからどうしようかと迷うピアーチ。華奢な体型ではあっても成人女性を吊り上げたまま顔色一つ変えず悩むピアーチにからかい混じりの観客の声がかけられる。


プロレスごっこをやればいいんじゃないかー!?』
『それいいな、そうだな、これならブレーンバスターなんていいんじゃないか!?』

「ブレーンバスターって・・・こうだっけ?あれ、こうじゃなくて・・・ああもう、めんどくさい!」


 雫を捕まえたままブレーンバスターがどういう技だったか首をひねるピアーチだったが、すぐに飽きて力任せに雫をそのまま持ち上げていく。


「きゃああああぁぁぁぁぁぁっ!!」

「壊れちゃえばなんでもいいっ!!」


 技も何もなく、コスチュームの腰をつかんだまま持ち上げた雫をそのまま真下へと投げ落としていくピアーチ。3m近い高さからピアーチのパワーで叩きつけられ、雫は後頭部からマットへとめり込んでしまった。


 ズガアァァンッ!!

「・・・・・・え・・・ぁ・・・・・・」

「シズク!シズク、大丈夫!?動けるっ!?」


 マットに叩きつけられた雫の身体がそのまま転がっていくと、そこにはミリアムの立つコーナーが。両腕をサードロープにかけ、後頭部をコーナーに寄りかからせた雫は焦点を失った瞳を宙に彷徨わせたまま動かなくなってしまう。


「もう壊れちゃった?もうちょっと持つかと思ったんだけどな~」

「いい加減にしなさいよっ!これ以上何かするなら許さないよっ!!」


 壊れてしまったお気に入りの玩具を見るような目で雫を見下ろすピアーチに憤りを隠さないままコーナーから飛び出すミリアム。歯を剥いて睨みつけていくが、ピアーチから見ればミリアムも小動物が威嚇しているような可愛らしいもの。


「・・・ミ・・・・・・リィ・・・」

「シズク!?」


 その傍らで、完全にKOされてしまったかに見える雫が声を上げる。かすれてとぎれとぎれの声だが、ピアーチの攻撃をまともに受けてまだ意識があることに観客が驚きの声を上げた。
 ピアーチから意識を反らしてしまったミリアムだったが、ピアーチがその隙を突くことはなく、雫が上げた手を叩いて試合権がミリアムに移行した。


「思ってたより脆かったけど、こっちはどうかなー?」

「言っておくけどね!シズクのしぶとさは半端じゃないのよ!そして私も・・・!!」


 闘志をむき出しに睨みつけるミリアムに対し、ピアーチの視線は対戦相手を見るものではない。怒りに燃えたミリアムはリングに乗り込む勢いのままに駆け寄ると右腕を振り上げてピアーチへと叩きつけていく。


 がしぃぃっ!!

「く・・・!身体が大きいだけでここまで厄介なんて・・・!」


 パワーには自信のあるミリアムだったが、ピアーチの圧倒的な体格の前では渾身のアックスボンバーも胸元には届かず、ボディへ打ち込むのが精いっぱい。そして与えたダメージもたいしたものにはならなかった。


「やっぱりね、プロレスラーなんてこの程度なんだー。一発目はちゃんと受けてあげたんだから、今度はそっちが受ける番・・・?」

「ピアーチばっかりずるいよ!ボクだってそろそろ遊びたいー!!」


 間合いを取って体勢を立て直そうとするミリアムを追おうとするピアーチ。だが、そこに背後からタッグパートナーのチェーニの声が割って入る。


「ふ、二人掛りで・・・!?い、いいわ、来なさいっ!!」


 雫をいとも簡単に叩きのめしたピアーチに加え、チェーニまで加わればミリアムは圧倒的に不利になってしまう。だが、ここで引くことはできないとあえて前へと向かって行くミリアムだったが・・・。


「ふふーん!ほらほら、遅いよ!鬼さん、こちらー!」

「こ、くぁっ!ふぅ、ひゃうぅっ!!ど、どこを狙ってるのぉ!!」


 まずはチェーニを捕まえて動きを止めようとするが、空を飛べるというミリアムに経験のない動きをするチェーニはひらひらと蝶のようにミリアムの伸ばした腕を避けて翻弄する。それもただ避けるのではなく、胸元の谷間が際どく露出したミリアムのバストへのアタックを巧み加えていく。これほどトリッキーな動きを初めて体験するミリアムは完全に翻弄され、それまで意識の片隅にあったピアーチという脅威を失念してしまった。


「はい、鬼さん捕まえたー!!油断大敵っていうんだよね、これー!!」


 背後から伸ばされたピアーチの腕がミリアムのボディをホールドしていく。そのままピアーチが腰を伸ばしてミリアムを持ち上げて行くと、リングを旋回して勢いをつけたチェーニがマットすれすれから持ち上げられたミリアムめがけて両足を伸ばして突っ込んできた。


「ナーイスアシスト!!そーれっ!!」

 ずむぅぅっ!!

「はうううぅぅぅっ!!」


 ミリアムのバストを下から突き上げるチェーニの飛び蹴りによってミリアムのたわわなバストが際どいコスチュームの拘束を外れてポロンと乳房が露出する。どよめく観客の中、持ち上げたピアーチがチェーニの飛び蹴りにタイミングを合わせて身体を後ろへと反り返していく。


「よいっしょぉ!!」

 ずがあぁぁぁん!!

「ぐひゅ・・・・・・」


 たった一人闘わなければならなくなったミリアムへと襲いかかる、ギガントヴィエーディマのツープラトンの洗礼。プロレスをまともにしたこともないピアーチの見よう見まねのジャーマンスープレックスがミリアムを後頭部からマットへとめり込ませていく。


「ミリィ!!ミリィーーーッ!!」


 コーナーサイドから雫が上半身を起こしながら叫ぶが、凶悪なまでの一撃を受けてしまったミリアムはまんぐり返し状態のまま動くことができない。このままでは集中攻撃を受けたミリアムを見殺しにすることになってしまう。何とか救出に入ろうと身体を起こそうとする雫だったが、その前に沈黙したと思われていたミリアムから小さな静止の声が上がる。


「だ・・・め、よ・・・・・・まだ、ダメージ・・・が・・・・・・」


 かろうじて失神していないミリアムだったが、受けてしまったダメージは深く戦闘続行は不可能に近い。だが、ダメージを押しても残った雫を少しでも楽にしようと気力を振り絞って立ち上がっていく。


「うっわぁ・・・凄い根性・・・」

「か、勝つ・・・の・・・・・・勝って、ここを出るのよ・・・・・・!!」


 その根性に関心を通り越してあきれるチェーニに息も絶え絶えのミリアムが駆け寄っていく。足元はおぼつかずにほんの少しつつけばマットに倒れるほど頼りない姿だが、その闘志はまだ衰えていない。そのままチェーニを捕まえて唯一勝っているはずのパワーで勝負しようとするのだが・・・。


「ほーらほらほらー!ここだよ、ここここー!あ、ちょっと惜しい!もう少し踏み出さないとだめだよー!」

「この・・・馬鹿に・・・・・・してぇ・・・!」


 必死にチェーニを捕まえようとするミリアムだが、おぼつかない足取りでは空を飛べるチェーニに追いすがることもできない。わざとミリアムの手が届くかどうかという絶妙な距離を保ったままチェーニはミリアムを翻弄し、呼吸が続かずに転倒しかけたところで背後からミリアムにしがみついた。


「は、放せぇ・・・あんぅっ!!」


 チェーニを振りほどこうとするミリアムだったが、その声に甘いものが混ざる。ストラップレスのミリアムのリングコスチュームの隙間にチェーニが手を滑り込ませ、直接乳房を揉みしだいたのだ。


「うわぁ・・・・・・凄い柔らかーい!なにこれ、凄いよピアーチ!!」

「ひあぁ!あんっ!んぅっ!やめろぉ・・・ひうぅっ!!」


 チェーニの手が自分の乳房を揉みしだくたびに走る快感に腰砕けになりながら必死に逃れようとするミリアム。だが、背後から足をミリアムのボディに回したチェーニはミリアムの体を支えたまま宙に浮きあがり抵抗するのに必要な足場が奪われてしまった。


『いいぞー!』
『そんな破廉恥な格好してるんだ、こういうことをしてほしいに決まってるぞー!!』


 これまでリョナられる展開は数多く経験してきたミリアムだったが快楽で攻められる経験はこれが初めて。あまりの恥ずかしさに涙をこぼしながら身をよじるがそれがかえってチェーニと観客をより興奮させていく。


『ミーリアム!!ミーリアム!!ミーリアム!!ミーリアム!!』


 観客の声をそろえたミリアムへの歓声。だが、それはミリアムを応援するものではなくミリアムの痴態を野次り楽しむもの。悲痛な表情でミリアムを助けようとする雫も受けたダメージから回復しきれずマットにはいつくばりながら叫ぶことしかできない。


「にへへー、まーぜーてっ!!」


 雫の視線の先にはチェーニの快楽攻撃に悶えるミリアムに近づくピアーチの姿が。ミリアムの背後から股間に手を回すとそのまま持ち上げてアルゼンチンバックブリーカーの体勢に持ち上げていく。


「わわわっ!ちょっといきなりはやめてよねー!」


 ピアーチの乱入に慌ててミリアムの背中から離れるチェーニだが、すぐに上空に跳び上がるとピアーチの体に担ぎあげられたミリアムのお腹へと腰を落とした。


「やめてー!!いや、こんなのいやぁーーーっ!!」


 ピアーチのアルゼンチンバックブリーカーで腰を責めつけられながら股間をつかんだ手で力任せに秘所を握りつぶされて悲鳴を上げるミリアム。そして自分の上ではコスチュームを引きずり落とされて露出したバストにチェーニがむしゃぶりついている。プロレスラーではなく一人の女性に戻って悲痛な声を上げるミリアムを助けに入ることもできずに顔をそむける雫をよそに観客が湧き上がる中、ピアーチのグレープフルーツクローに耐え切れなくなったのはミリアム本人ではなくミリアムのコスチュームだった。


 バリィッ!!ブチブチッ!!

「ひいいいぃぃぃぃぃぃぃーーーーーっ!!」


 ミリアムのコスチュームがピアーチの握力に耐え切れずに破かれ、勢いのままに秘所の毛が引きちぎられる。経験したこともない激痛に泣き叫ぶミリアムは乳房も股間も観客からは丸見えの状態になってしまった。目を皿のようにしてミリアムに注視する観客と集中して焚かれるフラッシュ。
 さらに丸出しとなった股間に再びピアーチの手が当てられ、秘所に指が差し込まれた。


「もうこんなぐしょぐしょになっちゃってるよー!ひょっとして感じてるのかなー!?」

 グッチョグッチョグッチョグッチョ!!


 苦痛と快楽を同時にミリアムに味あわせるピアーチとチェーニに蹂躙され、声も出せずに首を振るミリアム。だが、快感に対する生理的な反応で股間から愛液が噴き出し、限界が近いことを如実に示している。


「やめて・・・お願い・・・・・・もうやめてぇ・・・・・・」

「やーだよー!!すっごいいいところなんだからすっこんでなよー!!」


 マットを這いずりながら懇願する雫だが、その目の前でつい限界を迎えたミリアムがこれまで聞いたこともない甘い絶叫を上げて身体をこわばらせ・・・。


「あ・・・ああぁ・・・!!あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」

「はい、それじゃやめてあげるよー!!」

「そーれ墜ちちゃえー!!」


 ミリアムのクリトリスをつかんだピアーチの指がひときわ力を込めた瞬間に股間から潮を吹きだして絶頂を迎えるミリアム。そしてその瞬間にピアーチはアルゼンチンバックブリーカーをかけたまま身体を横に倒していき、そしてチェーニは空中高くからミリアムの硬直した足の裏へと着地してツープラトンのバーニングハンマーでミリアムを脳天からマットへと叩きつけていく。


 グキイィィッ!!

「ぎゅぶうぅぅぅ!!」


 ただでさえ危険な技がミリアムが身体を絶頂で硬直させていたことでさらに危険度を増し、首から嫌な音を立ててミリアムがマットに串刺しになる。衝撃が全て首にかかり、ミリアムの意識はそのまま叩き潰されてしまった。苦痛と快楽、そして死に至らしめかねない危険な技のショックでミリアムの身体が激しく痙攣を起こし、白目を剥いて泡を吹きこぼしながら股間から潮吹きとともに失禁してしまう。


「あ・・・ぁ・・・・・・」


 無残なミリアムの姿にマットに這いつくばったまま呆然とする雫。その目の前では残った獲物を狙うチェーニとピアーチの姿が。


「あと一人かー・・・ふふ、たーのしみー!」


 試合権利を持つチェーニに羨ましそうな眼を向けながらコーナーに戻るピアーチをしり目に雫をミリアムと同様にいたぶり抜こうとするチェーニ。よろめきながら立ち上がっていく雫をゆっくりと待ち、ミリアムと同じように翻弄する気満々だ。


「よ・・・くもぉ・・・・・・」


 ミリアムの仇に向かって噛みつきそうな険しい表情で呻く雫。だが、次の瞬間の雫の行動は会場全ての人間の予想を裏切るものだった。雫はなんとミリアムに背を向けてコーナーへと駆け戻っていく。


「え・・・えっ!?パートナーを置いて逃げちゃうの!?」


 予想もしなかった雫の行動に慌てて追いかけようとするチェーニ。しかしその行動こそ雫が狙っていたもの。


「誰が・・・逃げるって・・・!これを狙っていたのよ!!」


 つい先ほどまで立ち上がることもできなかった雫がコーナーを軽快に駆け上がる姿に思わずどよめく観客席。そして雫を追いかけていたチェーニも予想外の光景に空中で動きが止まる。その隙を見逃さずにコーナートップに足を乗せた雫が華麗な跳躍で身体を水平に回し、ミサイルキックで空中にたたずむチェーニをまともに捕えていく。


「あぐうううぅぅぅぅっ!!」


 軽量でかつ空中にいたチェーニの身体が雫の起死回生のドロップキックで吹き飛ばされ、空中をすっ飛んで行く。その身体はピアーチのすぐわきのリングを覆うガラスに叩きつけられ、コーナー下へと落下した。


「そ・・・・・・うそ、でしょ・・・?」

「クカカカカーー!!詰めが甘いよチェーニ!やっぱりアタシがいなきゃ締まらないね!」


 ただのラッキーヒットではなく、雫の魂を込めたようなドロップキックに起き上がることができず愕然とするチェーニ。にやにやとしながらチェーニを見下ろすピアーチは有無を言わさずにチェーニをつまみあげると自分の立つコーナーへと落としていった。


「どっちもパートナーが戦闘続行不能みたいだし、アタシたちで決着つけようか!」

「の・・・ぞむ・・・ところ、よ・・・・・・」


 奇しくもリング上に立つのは試合開始直後のように立つ雫とピアーチのみ。両者ともパートナーを失っているが、ダメージでは比べ物にならない。だが、雫は不屈の闘志と怒りを燃やして再びコーナーへと向けて駆け出していく。


「追いかけっこー?好きだよねー!」

「言っていなさい!!・・・この一撃に全てをかける・・・!!」


 遊び半分で雫を追いかけるピアーチに対し、雫は決意を込めたまなざしでコーナーを駆け上がると十八番のムーンサルトでピアーチへと襲いかかっていく。立つことすらままならない雫を支えているのは闘志とパートナーを無残にマットに沈められた怒りのみ。文字通り死力を尽くした跳躍でピアーチを押し潰そうとしていく雫だったが・・・。


 がしぃっ!!

「はい、つーかまーえたー!!」

「そ・・・んな・・・・・・」


 雫の残された力を全て注ぎ込んだ跳躍からのムーンサルトアタックはピアーチの身体をまともに捕えたが、強靭なピアーチの肉体はその威力を悠々と受け止めきり雫を捕まえてしまった。最後の力を使い切り愕然とする雫の体が意志に反して敗北を認め力を失い、止めを刺されるのを待つばかりの獲物を抱え上げたままピアーチがリング四方の観客へと向けて抱え込んだ雫の姿をさらしものにしていく。


「えっと・・・確かこうやるんだったかなー?」


 いつでも止めを刺せるまで雫を追い詰めたピアーチだが、まだここで止めを刺すつもりはないらしい。雫のコスチュームの胸元を左手で鷲掴みにすると股間を右手で掴み、力任せにリフトアップしていく。


 ブチィッ!!

「きゃああああああぁぁぁぁっ!!」


 力任せに雫を持ち上げたことでしっかりと補強されていたコスチュームの胸元のワイヤーが千切れる音が響く。窮屈そうにコスチュームに閉じ込められていた雫の乳房がまろび出て観客が思わず胸元へと視線を集中させた。


「あれ?これは予想外・・・・・・ちょっと無防備すぎるんじゃないかなー?」


 ピアーチもそのつもりはなかったが、結果的に会場は沸き上がり、屈辱と恥辱にまみれた雫が顔を真っ赤にして涙ぐむ。そのまま雫の身体を3m以上もの高さに持ち上げたままリングを一周したピアーチが技も何もなく雫を下へと叩きつける!


 ずだあぁぁぁぁぁんっ!!

「ぐぎゅ・・・・・・!」


 背中から叩きつけられ、リング中央で大の字に横たわる雫。乳房を丸出しにしたまま大きく胸を上下させて息を荒らげる姿からはもう闘う余力などないことは明らか。


「これで3カウント・・・だったよね?プロレスラーなら返すのは当然のはずだけどなー」


 ダウンした雫の乳房にピアーチが右足を乗せ、右腕を高々と掲げると人さし指から指を一本ずつ立てていく。一瞬何をしているのかわからない観客たちだったがすぐに気付き、カウントを数え始めた。意識が混濁したまま身体をよじろうとする雫だったが、打ちのめされきった身体は弱々しく身じろぎするのみであえなく3カウントが入る。


『だめだろー!3カウントじゃ決着つかないってー!!』
『まあプロレスラーが素人に3カウント取られたんじゃどうしようもないけどなー!!』
『あはははははははははっ!!』


 わざとだったかそれともただ単に決着方法を失念していただけなのか、ピアーチに対して野次を飛ばす観客たち。だが、野次の狙いはピアーチではなくピアーチに踏みにじられている雫だ。


「う・・・うぅ・・・・・・」


 あまりの悔しさに耐えきれず涙をこぼす雫。体のあちこちに青あざが浮かび上がり痛々しい姿となっているが、それが艶めかしさを増して観客の視線を集める。


「あーあー、泣いちゃったー。そろそろ終わりにしないと可愛そうだよねー!」

『おおおおぉぉぉぉぉぉぉっ!!』


 完全に勝敗の分かれた両者の姿に湧き上がる観客たちの目の前で引き起こした雫の上半身を前に倒させて背中から覆いかぶさったピアーチが空中高くへと飛び上がっていく。そのまま逆さにした雫の首に両足を巻きつけると両太ももに手をかけ、大股開きにさせて行く。


「・・・・・・ごめん・・・ミリィ・・・・・・」


 雫の身体を完全に捕まえたピアーチがお尻からマットへと落下していき、首を三角絞めにされて意識が白んでいく雫の目から一筋の涙が零れ・・・。


「アルティメットスカーバスターーーー!!」

 ドオオオオオォォォォォン!!


 首、背骨、腰、股間を凄まじい衝撃が襲い、同時に首に巻きつけられた両足が着地の衝撃でひときわ強く雫の細首を締め上げる。タフネスに定評のある雫であっても当然これに耐えきることはできず、ピアーチの体に固定されたまま舌を突き出し、白目を剥いて痙攣するばかり。


「これで・・・ジ・エンド・・・・・・なーんてね!思ったより脆かったけど、楽しかったよー!」


 立ち上がって勝ち名乗りを上げるピアーチの足元に横たわる雫とミリアム。両者とも白目を剥いて泡を吹きこぼしながら失神した無様な敗者として観客の視線にさらされ続ける。
 ピアーチはまだ立ち上がれないチェーニの首根っこを猫を持ち上げるように掴みながら退場していくが、哀れな敗者はそのまま観客の視線にさらされ続けるのだった。

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